ここでPICの動作をもっと理解するために、実際にプログラムを作りながらPICの各機能を説明する。 下記の機能を持ったタイマを作ることにするが、実習課題として他の機能も追加する。 プログラムの改良を必要とする課題をやる前に、次章「MPLAB の使い方」を学習したほうが良いであろう。プログラムの動作は ここ を見て確認して下さい。
- スイッチでカウント(4-ビット)を設定
- カウントを設定するとき、緑色のLEDでカウントを表示させる
- プッシュボタンでカウントを開始させる
- カウントしているとき、現在のカウントを緑色のLEDで表示させる
- カウントがゼロになったら赤い LED を点灯させる
- カウントを 0 にした場合、無視する
この章では、下記の通りPICの機能を順番に説明していく。
- 7.1 カウント設定(入出力ポートの設定)
- 7.2 カウント設定(割り込み使用)
- 7.3 スリープ
- 7.4 カウント開始(複数の割り込み)
- 7.5 カウントをする(遅延ループ)
- 7.6 カウントをする(タイマ0使用)
- 7.7 カウントをする(ウォッチドッグタイマ使用)
- 7.8 設定を保存する(EEPROMの使い方)
- 7.9 応用課題
- 7.10 自由課題